『追想』

追想

ほんの少し前に買ったDSC-RX100M3だが、発売まもないFUJIFILM X70に入れ替えちまった。

DSC-RX100M3は自分撮りに活躍していたのだが、作品撮りには全く使用せず。高感度ノイズ、明暗差が強い場面での階調やハイライトの粘り等々、普段フルサイズ機の単焦点をメインに使っている自分には許容範囲外なことが多々あった。


・・・で、FUJIFILM X70。

最大のウリは、コンパクトながらX-T1と同等のAPS-Cセンサー+専用設計の広角単焦点ってとこだが、非沈胴式レンズの軽快なレスポンス、物理ダイヤルによる明快な操作感、フレンドリーな自撮り液晶、と、使っていてとても気持ちいい。

AFは高速とはいえないが実用範囲内で小気味よく決まるし、オートマクロ機能で切り替えなく10cmまで寄れる。広角ながら優しく穏やかなボケも良好、スナップはもちろん広角ポートレートにも向く。人物の自撮りも、換算28mmは24mmほど歪まず捉えることができて使いやすい。

画質に関しては、さすがのAPS-C単焦点、歪みなく芯のある明瞭で立体感を感じる描写は特筆で、並の一眼を超えている。半面、16MPのローパスフィルターレスだが、条件が揃った低感度時の画の緻密さ、解像感はほどほど、そこそこといったところか。大型センサーだけに高感度の画質は良好で、ISO3200までは迷うことなくあげることができるレベルだ。

出てくる画は、オートホワイトバランスの色再現が素晴らしく、JPEG品質が非常に高い。カメラ内RAW現像で画質調整やフィルムシミュレーションが実行でき、パソコンに取り込んでRAWから書き出す必要性を感じない場合も多い。

いろいろつらつら書いたけど、X70、小さくて高画質で楽しい、こいつぁホントに良い。APS-Cコンパクトというと少しマニアックなカテゴリーだが、こういうカメラこそ万人に使って欲しい。見てくれも何だか可愛いしね、オススメだね、こりゃ。

これから写真をはじめる人にカメラのオススメを聞かれるといつもテキトーに応えるんだが、今度からはこう言うことにしよう。

「どうせ重くてデカい一眼なぞ持ってでなくなる。それよりX70を買いな。」

 

2016-03-22 | Posted in Camera, Diary, NekoNo Comments » 

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